TSUTAYAのステップ
【TSUTAYAでのDVDレンタルには三つの階段がある】
1. 実際にTSUTAYAに借りに行く
2. 家で観る
3. 郵便返却するためポストに向かう
【TSUTAYAの巧みな工夫は〈1〉と〈3〉にある!】
〈1.実際に借りに行く〉においては敷地の一部を「書店」化したり、「喫茶店」を呼びこんだりして選択肢を増やし、
利用者の流入を促進させている。実際にTSUTAYAに行けばまだまだお客さんの姿が見えますよ!
〈3.郵便返却〉は非常に上手い案だと思う。この選択肢のおかげで時間に縛られる機会がかなり少なくなった。
何日にしか返せないからそれまでに観ないといけない……なんてことが無くなった!
「店舗に向かう」理由も「返却」の簡便さも考えられています。この二つの階段は楽しい音が出る!
【〈2.家で観るとき〉は?】
さてこの2段目の〈家で観るとき〉。その光景は10年ほど前と大して変化してないのではと思う。
ネットて観れるようになってはきたものの(月額1000円ゾウ)、他のサービスとの差別化や利用者の増加を図るのは厳しいものがあるのかもしれない。ネットを戦場にするのなら。「とりあえずパソコン」という層はそんなに厚くない。
リアルで勝負できれば。
家庭での映画鑑賞に変化を与えることができたら。
〈家で映画を観ている〉ときもTSUTAYAの存在を感じさせられればと考えた。
【プラネタリウムで!】
仕組みはこう。
1. カードリーダーを搭載した“プラネタリウム”を販売するor どっかと提携する。
2. 映画のシーンに合わせて光の彩色が変わるよう情報を書き込んだカードリッジをTSUTAYAが作る。
3. レンタルの際DVDと同時にそのカードリッジも貸し出す。
利用者は家庭で「プラネタリウムが鮮やかに、あるいは落ち着いた雰囲気で描き出した」映画を楽しむことができる。
映画を二度楽しむことができる。
“DVD+α”でTSUTAYAなら家で見るときも楽しい! と差別化できれば。
光のカードリッジ製作者という新たな職業が生まれるのかもしれません(MPの伸びがよさそうなクラスだ)。